「お客様と美容師の相性」と「上手い美容師」について思う事…





う~{(-_-)}





寒いよ~{(-_-)}




もう完全に秋めいてきましたね〜{(-_-)}




もう毛布はかかせないですね{(-_-)}




そろそろカニ鍋が食べたいな( ̄+ー ̄)






朝は暖房をつけないと寝床から起きられなくなってきた

K-styleオーナーの精一杯の大下です{(-_-)}




もう今年も残り少なくなってきたましたが


これはそんな今感じている事を


自分自身に向けて書き留めておこうと思いました…




また長々となりましたが(´・_・`)











美容師は日々進化し成長していく職業であり、


技術職は一生成長し続けていく事が大切なんだと思います。





ところで上手い美容師ってどんな美容師なんでしょうか?



カットが上手い美容師?


カラーが上手い美容師?


パーマが上手い美容師?


スタイリングなどの仕上げ方が上手い美容師?




美容師から見るとこの様な部分が上手い美容師を上手いというのかもしれません。




ただ、


お客様が来店される美容室においてはこれだけではないと思います。




お客様からしたら、


カットが上手くても


カラーが上手くても


パーマが上手くても


スタイリングが上手くても


美容師ではなくお客様に満足してもらえなければ上手い美容師とは言えないと思います。




そして僕はお客様が満足感を得る場所は



「美容室ではなく自宅」だと思っています。



なぜならお客様の生活の主体となる場所は美容室から帰ったあとだからです。





美容室に行った時に満足してても自宅でのヘアスタイルが上手くいかなければ


お客様にせっかく感じてもらった満足感もなくなってしまいます…




なのでお客様の生活の主体となる場所でお客様に満足してもらえる美容師が


お客様にとっての本当に上手い美容師になれるのではないかと思っています。







僕が美容師を目指しアシスタントを経てスタイリストになるまでは


美容師の根源はやはり技術職という事で


「技術が上手くてオシャレなヘアスタイルを作れる美容師になりたい!」




いうふうに思いながら


上手くカットできてとにかくオシャレなヘアスタイルに仕上げられる様に


日々頑張って練習していました。






そしてスタイリストになり日々たくさんのお客様を


オシャレなヘアスタイルにできる様に頑張っていました。





雑誌やスタイルブックの様なヘアスタイル…


今をときめくオシャレな芸能人のヘアスタイル…




ヘアスタイルの土俵の違い




美容師のコンテストや雑誌やヘアカタログの撮影やヘアショーなどの


ヘアスタイルは美容師さんがブローやコテで巻いたりして


それをワックスやスプレーなどのスタイリング剤でくずしながら形を作り


仕上げたヘアスタイルがほとんどで



この様なクリエイティブな場所でのヘアスタイルと


普段お客様が普通に生活し過ごされている場所でのヘアスタイルとでは


同じヘアスタイルでも少し土俵が違ってくると思うのです。





確かにお客様がヘアカタログの様なオシャレなヘアスタイルになると


すごく雰囲気も変わり可愛くなったり綺麗になりとても素晴らしい事だと思います。





でもこんなにしっかりブローしたり巻き髪やスタイリングテクニックで髪の毛一本一本に


こだわって作ったスタイルをお客様が家で同じ様に再現できるのかな…




何ヶ月かに一回来る美容室帰りではなく


お客様が日々を過ごしているのは家や職場なので


その生活の主体になる場で快適に過ごしてもらえる様なヘアスタイルの方が


いいんじゃないのかな…






みんながみんなそうとは限らないですし時と場合にもよりますが


お客様は「デザインを重視したヘアスタイル」より


「扱いやすさ」を主体に置いたナチュラルなスタイルの方が


いいんじゃないのかな…




いうふうにだんだんと感じる様になり


扱いやすいヘアスタイルとはどんなヘアスタイルなのだろうか…


もっと扱いやすくするにはどういうカットの仕方が良いのだろうか…


もっといい毛量調整の仕方はできないだろうか…



と考えるようになり、


今も自分なりに追求してそれがお客様に「実感」して頂けるように


日々精進しています。




美容師はみんな同じ?




お客様からしたら「美容師はみんな同じ」と思われているかもしれませんが


美容師にも一人一人が教わった環境やいろんな思いからの技術や考えを持った


様々なタイプの美容師がいると思います。




そしてみんなそれぞれの考え方からの「お客様に喜んでもらいたい」


という思いで仕事をしていてます。





たとえば、


美容室に来てもらったお客様は最高に可愛く仕上げて帰ってもらいたい!とか



ムリなパーマやカラー施術はしない様にして
お客様の髪を少しでも綺麗に保てる様に施術してあげたい!とか



少しダメージはでるけどカラーやパーマをして
色んなヘアスタイルで楽しませてあげたい!とか



家に帰ってから自分でも扱いやすいヘアスタイルにしてあげたい!とか



お客様とたくさん会話をして楽しく過ごしてもらいたい!とか



より良い空間で癒されながら綺麗になってほしい!とか



等々…





それぞれの美容師が自分が良いと思う考え方や技術をもっていて


それぞれの考えているゴールによって


カットの仕方やスタイリングの仕方も


それぞれの美容師によって変わってくると思います。




まぁ格闘技でいう流派みたいなものですね(^_^;)






美容室の営業システムの違いはそこの美容室に行けばお客様にも


目に見えてだいたいわかると思います。




ただ美容師の技術の違いはお客様にはなかなかわかりにくい部分だと思います。




ここに「美容師とお客様の相性」が深く関わっていると僕は思っています。





ヘアスタイルにおいてお客様も色んな考え方があると思います




できるだけ髪をダメージさせずに綺麗にスタイルを保ちたいのよ!



少しダメージしてもいいので色んなカラーリングやパーマスタイルを楽しみたいのよ!



コテを使った巻き髪やストレートアイロンでツヤツヤの髪などの
スタイリングテクニックや一手間かかってもいいから
雑誌のモデルさんの様なヘアスタイルにしたいのよ!




自分でも扱いやすくて楽なヘアスタイルにしたいのよ!




等々…






僕が行っている歯医者さんで言われた事なのですが、



「綺麗な歯を保つには歯ブラシでしっかり磨いて下さい」と言われました。


まあこれぐらいの事なら毎日しっかり磨こうと思いました。



でもさらに


「歯間ブラシではの隙間を一つ一つ磨くともっと綺麗になりますよ」


と言われた時




あいや~綺麗な歯は保ちたいけどそこまではできないな~と思いました。



そして家でもしっかりは歯磨きをしましたが、結局歯間ブラシまではできませんでした…




もちろん綺麗な歯にはしたいと思っています



でもそこまではできませんでした…




やはり自分のライフスタイル以上の事はなかなかできないのです。



例えば僕が芸能人でテレビとかによくでていてカメラに顔のアップとか


撮られたりするとしたら、歯はかなり綺麗にしとかないとまずいので


少し苦になってでも歯間ブラシで歯を磨くと思います。




芸能人は歯が命ですからね(^_^;)




……






美容に関してもこれに似ていると思います。




普段あまりヘアスタイリングをしないお客様に


少し手間のかかる流行りのスタイルを作り逆に負担になってしまいますし


普段ブローまでしない方にブローや巻き髪をしてくださいと言っても


歯間ブラシ同様になかなかできないと思います。




そういうお客様にはあまりスタイリングしないでも今っぽくみえる様なスタイルに


してあげたほうがそのお客様とっては快適に過ごせて


見た目も良くなっていいんじゃないかなと思います。





お客様一人一人の美意識の高さやライフスタイルにより普段のお手入れの仕方や


髪にかけられる時間や手間の度合いも変わってくるので


お客様の美意識にあわせた技術やヘアスタイルになれるかどうかが


その「お客様と美容師との相性」が良かったかどうかという事に


大きく影響していると思います。




ヘアデザインも技術もお客様に喜んでもらう為の手段であり


あくまでもいいヘアスタイルを作ることが目的ではなく


お客様がより良い生活が送れる様なヘアスタイルを作る事が


本当に大切な部分なんだと僕は考えています。






美容師はヘアスタイルによって


お客様に幸せを届けられるすばらしい職業であり



よりたくさんの方にその様な幸せを届ける事ができる美容師が


僕は本当に上手い美容師なんだと思っています。





美容師は技術やデザインを追求していくうちにお客様を見る事を

忘れてしまいがちですが



今は美容室でも他の業種でも


良い商品


価格


ばかり見るのではなくお客様の心を感じれる様にする事が大切なんだと思います。



良いものがあふれている時代


良いお店もあふれている時代


だからこそ今は心の部分がとても大切なんだと思います。





どんなにいいヘアスタイルが作れても上手い技術があっても


しっかり心の部分を見なければ本当にお客様から満足を得る事は


できないと思いますが


これはとても難しく答えがないかもしれません…



でもそう認識してお客様を担当させて頂く事が大切なんだと思いつつ


自分なりに考えながら日々精進していこうと思います。





そして美容師としてしっかりお客様を見る事を忘れないようにして



常に「対ヘアスタイル」ではなく「対人」をでありたいと思っています。



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